はじめに
MacOSでPoetryを使ってTensorFlowの環境を構築する手順。
- Pythonのバージョン管理はpyenv
- その他仮想環境やパッケージなどはpoetryに任せる
前提条件
- brewインストール済み
- pyenvインストール・構築済み
- アップルシリコン（M1,M2,M3,M4）
手順
Poetryのインストール
brew install poetrybrewを使ってpoetryをインストールします
プロジェクトの作成
poetry new project_name
cd project_name
poetry env use 3.9プロジェクトの作成から、プロジェクトで使うpythonバージョンの指定です。tensorflowのプロジェクトでは3.9が推奨されています。
poetry env use <python_version>の実行の際、対象となるpythonのバージョンがすでにインストールされている必要があります- pyenvなどを用いることでインストールできます
pyenv global 3.9
poetryの設定でpoetry env useが実行できない場合があります。その場合pyproject.tomlの以下の項目を編集し、3.9以上3.10未満のpythonを使うように設定を更新します。
[tool.poetry.dependencies]
python = ">=3.9,<3.10"仮想環境のアクティベート（有効化）
poetry shell
パッケージのインストール
poetry add tensorflow-macos tensorflow-metalMacOSでApple Silicon(M1,M2,M3,M4)を使用しているので、上記のパッケージをインストールします。
実行
poetry run python main.py